「レーザーフェイシャル」とは、レーザー光をお顔全体に照射することで、表皮下の真皮内に熱を伝え、真皮内のコラーゲンを活性化することでお肌の質感や毛穴やハリを改善していく方法です。
また、メラニン色素にも反応するため、色調の改善も同時に得ることができます。
また、ALEXレーザー・フェイシャルでは、本来レーザー脱毛に用いる「ロングパルスアレックスレーザー」を使用するため、当然お顔のうぶ毛の脱毛もできることが特徴です。

このレーザーの波長はしみ取り専用機である「Qスイッチアレックスレーザー」と全く同じ755nmですが、パルス幅（1発の照射時間）がミリ秒単位となっており、Qスイッチレーザーのナノ秒単位よりもはるかに長くなっています。（だからロングパルスといいます。）

ALEXレーザー・フェイシャルの大きな特徴として、効果がお顔全体の質感（肌ツヤ、キメ、毛穴）の改善、色調（くすみ、しみ）の改善、顔面の脱毛、ニキビの改善など多岐にわたることと、照射時の痛みが少なくダウンタイム（治療部位の軟膏外用やテープ保護が必要な期間、照射部位のお化粧ができない期間のこと）がほとんどなく、かさぶたにもならないことが挙げられます。
施術後にお化粧をして帰宅することも可能です。

1回の施術でも効果を実感することはできますが、リジュビネーションや脱毛の効果はマイルドに積み重なって出現してくるため、基本的には定期的に複数回施術を受けていただくことをお勧めしています。
（お勧めは2週間～1ヶ月間隔で、5回程度が目安ですが、特に決まりはありません。）

特に“しみ”などの色調改善は、Qスイッチレーザーと比較してマイルドなため、そちらをメインに考えられる場合はより効果を引き出すために、一旦お顔全体を照射した後に異なった当て方で色調の気になる部位のみ2パス目を照射するサービスも行っております。
（色調を1回で改善させるためには、Qスイッチレーザーを使うことになりますが、しっかりしたかさぶたができてしまいます。）

なお、肝斑に対しては、通常のレーザー・フェイシャルは問題ありませんが、強い刺激を与えると悪化する可能性があり、2パス目の照射は行っておりません。
肝斑が目立つ場合は、レーザー・トーニングをお勧めしています。

また、レーザー・フェイシャル前にハイドラフェイシャルの併用や、レーザー・フェイシャル後にイオン導入の併用や、ホームケアとしてハイドロキノンやビタミンC誘導体ローションを組み合わせると、さらなる効果が期待できます。

レーザー・フェイシャルは、以下のような方に良い適応があります。

施術の流れ

まずは一度来院されて、カウンセリングを行ってから、施術日を決定します。

来院後の流れ

カウンセリング

まずは診察を行い、適用があるか判断いたします。レーザー・フェイシャルを希望された方には、その原理や治療効果について説明いたします。

洗顔

洗顔をしていただき、お化粧、油分を落としていただきます。

施術

ベッドに横たわり、お顔全体にレーザーを照射していきます。痛みは少しありますが、通常麻酔は必要ありません。お顔全体で約10分で終了します。

冷却

冷水にひたしたマスクでパックを行い皮膚を冷却します。その後、保湿ローションを塗布して終了です。帰宅時、お化粧は可能ですが、できれば翌朝まで控えて下さい。

※表示はすべて税込価格です。
※当院では自費診療においてクレジットカードのご利用に対応しております。