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小児皮膚科

小児皮膚科

小児皮膚科の対象年齢は乳幼児~学童期です。
同じ皮膚科でも成人と小児では受診される皮膚疾患の種類も異なり、また同じ疾患でも成人と比べて臨床症状がずいぶん異なることもあります。ここではまず、小児の皮膚の一般的特徴を説明するとともに、よくみられる小児皮膚疾患について紹介します。

子供の皮膚疾患の特徴とは?

小児特有の一般的によくみられる疾患としては、乳児脂漏性湿疹、おむつ皮膚炎、アトピー性皮膚炎、汗疹(あせも)、虫刺され、頭じらみ症などがあります。

また、小児の皮膚のバリア機能の弱さや未熟さに起因すると思われる細菌やウイルスの皮膚感染症として、伝染性膿痂疹(とびひ)伝染性軟属腫(水イボ)尋常性疣贅(通常のウイルス性イボ)などがあります。

さらに、発熱などの全身症状を伴う全身性の発疹症として、麻疹、風疹、水痘、伝染性紅斑(リンゴ病)、手足口病、突発性発疹などのウイルス感染症も小児に特有です。

その他、出生後からすぐに気付かれる皮膚の異常があります。赤アザとして現れる血管腫や、血管奇形茶アザとして現れる色素性母斑扁平母斑青アザとして現れる蒙古斑太田母斑、また、水疱症魚鱗癬などの先天性皮膚疾患がこれに当たります。

子供の皮膚の特徴とは?大人とはどう違うの?

健常な乳幼児では新生児期より、皮膚の角層、表皮層ともに、皮膚の構造としては成人と比較して大きな違いはなく、角層の層数も変化はありません。しかし、個々の細胞のサイズが小さいために、小児の皮膚の成人と比べてやや薄くなっています。表皮における外部に対する防御機能も成人と比べて遜色ありません。

表皮の下にある真皮については、膠原繊維や弾性線維の発達がやや未熟であり、皮膚の力学的な強度や弾力性は成人と比べて劣ります。

表皮の付属器の1つである皮脂腺は新生児期にすでに分泌盛んですが、生後3ヶ月くらいから分泌はほぼ停止し皮脂腺自体も縮小します。その後、思春期になって再び活性化され、皮脂腺も増大します。エクリン汗腺は生後数日で発汗機能が出現し、発汗調節は2~3歳で完成します。機能的な汗腺の数は幼児期に最大となりその後徐々に減少していきます。

ここで、小児の皮膚の大きな特徴として、“乾燥しやすい”ということが挙げられます。 ドライスキンとも言いますが、これは皮膚表面の角質層の水分量が減少するために皮膚がカサカサして、柔軟性が低下し、硬く、もろくなる状態です。ヒトの皮膚表面は、皮脂、角質細胞間脂質、天然保湿因子といった保湿成分で、角層内の水分が逃げてしまわないように守られているのですが、前述したように小児では皮脂の分泌が少ないため、ドライスキンになりやすいのです。

ドライスキンはなぜよくないの?

皮膚表面の角層は、最も外界に接する部分であり、外界からのバリア機能を担っています。 バリア機能を発揮するためには、皮脂が汗などの水分と混合、乳化して、角層表面をコーティングした“皮脂膜”を形成するとともに、角層内に適度な水分を保持して、なめらかでやわらかい皮膚を保つ必要があります。

乾燥してひび割れた角層は、体内の水分の蒸発だけではなく、外部からの異物の侵入も許すことになります。つまり、ドライスキンは皮膚のバリア機能が低下した状態であり、細菌やウイルスが侵入すれば伝染性膿痂疹(とびひ)伝染性軟属腫(水イボ)が発症し、刺激物が侵入すれば湿疹が発症し、侵入した異物が皮膚表面の免疫担当細胞によってアレルゲンと認識されれば、アレルギー反応(かぶれ)が引き起こされることになります。

大切なのは日常のスキンケア

子供に限ったことではありませんが、やはり大切なことは普段のスキンケアということになります。
毎日行うシャンプー、洗顔料、ボディーソープの種類にも気を配り、洗い方などを指導することも大切です。

また、皮膚のバリア機能の低下を補うために、入浴後の保湿剤の外用を習慣づけることも大切です。

よく見られる小児皮膚疾患

湿疹

湿疹とは、何らかの外的因子が皮膚から侵入したとき、それを排除するために皮膚の表面で引き起こされる炎症反応によって、皮膚に様々な皮疹(紅斑、丘疹、水疱など)やかゆみが出る疾患です。
皮膚科疾患の中では、最もメジャーなものであり、これは小児においても同様です。

前述したように、子供の皮膚はドライスキンによる皮膚バリア機能が弱い傾向があり、様々な異物や刺激による影響を受けやすくなっているため、湿疹にもなりやすいと言えます。一般的には皮膚の乾燥や汗の刺激による湿疹が多数を占めますが、小児特有のものとして、おむつの装着部にできる“おむつ皮膚炎”や、赤ちゃんのしわに一致してできる湿疹や、口のまわりを舐める癖で起こる“口舐め皮膚炎”や、“砂かぶれ皮膚炎”“ズック靴皮膚炎”などと名前がついているものもあります。
治療は、保湿剤による日々のスキンケアと病変部にはステロイド外用剤が中心となります。

湿疹全般については、一般皮膚科の湿疹のページも併せてご覧ください。

ここでは、小児によく見られる特殊な湿疹について挙げてみます。

乳児脂漏性湿疹

生後まもなく~乳幼児期に好発し、頭皮や顔面のおでこや眉毛のあたりに黄色調のかさぶたや細かい皮が多数付着し、皮膚も赤くなります。かゆみは少ないことが多いです。

新生児期~出生後約3ヶ月までは母親由来の男性ホルモンの影響で皮脂腺から出る皮脂の分泌が盛んであり、皮脂の成分がマラセチア菌などの皮膚常在菌によって分解されてできる遊離脂肪酸が皮膚に刺激を与えることが発症原因の主体と考えられています。

当院での治療

乳幼児期になって皮脂の分泌が減少してくると自然に軽快してきますが、症状が強いときは抗真菌剤弱めのステロイドを外用すると速やかに改善されます。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎とは、皮膚の角化に関わるフィラグリン遺伝子の先天的な変異などにより皮膚のバリア機能が低下しており、様々な異物に対してIgEという即時アレルギーに関与する抗体が産生されやすい素因、体質をもとに、後天的に様々な外的刺激因子が作用して慢性の湿疹を生じる疾患です。

疫学として、アトピー性皮膚炎の有病率は小学生までの小児が高く、成人になるにつれて低くなっていきます。 また、症状の重い人の割合も年齢が上がるにつれて下がっていく傾向があります。

つまり、アトピー性皮膚炎の経過として年齢が上がるにつれて軽快していく傾向があります。 ただ、いろいろなパターンがあり、小児期に発症して短期間で治癒するケースや、成人になるまでゆっくりと軽快していくケース、学童期には一旦改善しますが、思春期より再燃するケース、まれには学童期以降に発症するケースもあります。
そして、これらの一部が成人以降も軽快しないで、症状が続くことになります。

当院での治療

治療は保湿剤による日々のスキンケアを中心となります。病変部にはステロイド外用タクロリムス外用を行い、かゆみを抑えるために抗アレルギー剤の内服を使用します。
病変部を掻かないための工夫や、住環境の整備を徹底することが重要となります。

※一般皮膚科のアトピー性皮膚炎もあわせてご覧ください。

補足:アトピー性皮膚炎と食物アレルギーの関係について

乳児~幼児期のアトピー性皮膚炎の中で、約半数が食物アレルギーが増悪因子として関与しているとされています。原因食品としては、鶏卵、牛乳、小麦が代表ですが、これらのケースのほとんどは小学校入学までに耐性を獲得すると考えられており、学童期以降では食物アレルギーの関与はほとんどなくなります。
臨床的に明らかに食物アレルギーの症状がある場合は小児科医の指導のもと、除去食を勧めますが、血液検査(IgE-RAST)の結果のみではすでに耐性を獲得している場合や、感作のみで症状と関連しない場合も陽性となるため、過剰評価は避ける必要があります。

ウイルス性イボ(尋常性疣贅)

足底、手指、顔面などの露出部によくみられる表面がざらざらした盛り上がった突起物を呈することが多く、原因としてHPV(ヒトパピローマウイルス)皮膚表面の基底細胞に感染することによって発症します。子供の皮膚はバリア機能が低下しやすいためイボウイルスも侵入しやすいので、よくみられます。放置すると大きくなったり、周囲の皮膚に感染して数が増えることも多く、早期に治療することが望まれます。

当院での治療

治療は、液体窒素による凍結療法が中心となりますが、回数がかかることと、痛みを伴うことが難点となります。ただ、これに代わる有効な治療法は現段階では見つかっていません。

※治療法は成人とほとんど変わらないので、一般皮膚科のウイルス性イボも併せてご覧ください。

水イボ(伝染性軟属腫)

小児に好発し、直径数ミリ大のドーム状の丘疹があちこちに散在、多発します。 丘疹の内部には乳白色の粥状の塊が入っています。原因は水イボウイルス(伝染性軟属腫ウイルス)が毛穴や外傷部から皮膚に感染したもので、掻き破ったりして内容物が他の部位に付着することで次々と自家感染して増えていきます。小児では、スイミングスクールでの接触感染が増加しています。

当院での治療

治療は、専用のピンセットでこのウイルスの塊をつまみとることが最も確実ですが、痛みを伴いますので、麻酔のテープをしばらく貼った後で行うこともよくあります。
自然に消退することもありますが、いつ消退するかはっきりしないことや、放置している間に掻き破って数が増えることもよくありますので、やはり少ないうちに摘除することをお勧めします。

とびひ(伝染性膿痂疹)

小児に好発するのは、水ぶくれを形成する“水疱性膿痂疹”です。けがの傷や虫刺されや湿疹を掻いた部位から黄色ブドウ球菌が皮膚の角層下に感染して、その部位に毒素を出しますが、この毒素が表皮の細胞間の接着を引き離すため、かゆみの強い水ぶくれをつくることが特徴です。この水ぶくれは破れやすく、中には細菌が含まれており、これが皮膚の別の部位に付着するとそこに水ぶくれができてきます。このようにして次々と離れた場所へ“飛び火”していくため、“とびひ”とも呼ばれます。

当院での治療

治療は、細菌を殺すための抗生物質の外用、内服が中心ですが、病変部をシャワー洗浄などで清潔に保つことが重要です。
かゆみが強かったり、浸出液が多くじゅくじゅくしている場合にはステロイド外用を行うこともあります。

通常は1週間以内に乾いてきてよくなりますが、改善に乏しい場合には薬剤耐性の黄色ブドウ球菌(市中型MRSA)が原因の可能性があり、別系統の抗生物質に変更することもあります。

虫刺症(虫さされ)

蚊、ブヨ、アブ、ハチ、毛虫などの昆虫に刺咬されて生じる皮膚の炎症の総称です。子供は外でよく遊ぶため、蚊や毛虫によるものが多数を占めます。子供の場合は、刺咬直後に盛り上がった紅斑がみられる即時型反応が成人と比べて強く出ることや、成人ではあまりみられませんが、1~2日後に紅斑や水ぶくれが出てくる遅延型反応がみられることもあります。

当院での治療

通常は、皮膚の炎症を抑えるステロイド外用が中心ですが、かゆみを抑えるため抗アレルギー剤の内服を併用することもあります。

※治療法は成人とほとんど変わらないので、一般皮膚科の虫刺され(虫刺症)も併せてご覧ください。

あせも(汗疹)

汗の出る管(エクリン汗管)の閉塞によって、汗の流出がさまたげられることによって発症します。汗管の閉塞部位により細かく分類されますが、最もよくみられるのは表皮内の汗管の閉塞による“紅色汗疹”です。閉塞により貯留した汗が周囲の組織に漏出する際に炎症が起こり、かゆみのある細かい紅色丘疹が多発します。掻いて湿疹になっていることもよくあります。
汗のよく出る夏によく見られ、汗をかく背中~首回り、四肢の関節の屈側、わきの下などに好発します。

当院での治療

通気性の良い衣服を着て、高温多湿を避けることや、入浴により清潔を保つことが重要です。紅色汗疹の場合は、通常の湿疹と同様にステロイド外用による治療を行います。

ニキビ(尋常性ざ瘡)

ニキビとは、顔面を中心に、前胸部、背部などの脂腺の発達した部位に好発する毛穴に一致した炎症性の皮膚疾患です。臨床的にはプツプツした盛り上がり、白い膿だまりや、痛みを伴う赤く硬い盛り上がりなど多様です。
原因としては毛穴のつまり、皮脂腺の亢進、毛穴の常在菌であるアクネ桿菌(P.acnes)による感染・炎症に加え、遺伝性因子、年齢、食事、ストレス、化粧品などの外的因子が絡まって発症します。
小児では、小学校高学年頃からホルモンによる皮脂腺の活性化により出現することが多くみられますが、白ニキビ(面皰)が前額部やこめかみを中心に多発する傾向があります。
また、小児特有のものとして、“新生児ざ瘡”があります。これは、生後まもなく新生児の顔面にニキビがあらわれるもので、母体由来の性ホルモンによるものと考えられています。通常、2~3ヶ月で消退していきます。

当院での治療

毛穴のつまりをとるピーリング剤の外用や、アクネ桿菌に効果のある抗生物質の外用が中心となります。また、睡眠、食事、正しい洗顔などの日常生活の改善も重要です。

※治療法は成人とほとんど変わらないので、一般皮膚科のニキビ(尋常性ざ瘡)も併せてご覧ください。

全身性ウイルス感染症

小児によく見られる発熱や感冒症状などの全身症状とともに、全身性の皮疹も伴うウイルス感染症の一群です。具体的には、乳幼児期にみられる“突発性発疹”や、小児期全般にみられる“麻疹(はしか)”“風疹(三日ばしか)”“水痘(水ぼうそう)”“手足口病”や、年長児~学童期にみられる“伝染性紅斑(りんご病)”などがあります。小児特有のものとして、“Gianotti病”“Gianotti-Crosti症候群”などがあります。

これらの疾患の原因ウイルスは、有名な名前の付いたウイルスによるものが多いですが、原因ウイルスが複数存在するものもあり、1対1に対応していないものもあります。また、非定型な症状の場合は原因ウイルスがはっきりしない場合もあります。
これらの疾患は「学校感染症」に指定されているものも多く、学校保健安全法により出席停止期間が定められているものもあります。

全身症状が強い場合は小児科を受診される場合が多いのですが、全身症状が乏しく皮膚症状が優先する場合や、皮膚症状が先行する場合もあり、皮膚科を受診されるケースもあります。よって、皮膚科医も臨床症状からこれらの疾患を診断できる能力が必要となってきます。

これらの疾患は、特徴的な臨床症状や経過をとるものが多いので、診断できることがほとんどですが、近年はワクチンを接種してから罹患するケース(sedondary vaccine failure)もあり、非典型な症状をとることもあります。この場合、他の皮膚疾患との鑑別が難しいこともあります。

当院での治療

原因ウイルスに対する治療薬が存在するのは、“水痘”のみであり、抗ウイルス剤の内服を行います。他のウイルス感染症に対しては特別な治療は必要ありません。皮膚症状に対しても特別な治療は必要ありません。全身症状に対しては対症療法を行うしかありませんので、症状が強い場合は小児科受診を勧めています。

アザ(青アザ、赤アザ、茶アザ)

「アザ」とは、皮膚にみられる色調の異常を表す一般用語ですが、ここでは小児によくみられる
「青アザ」“太田母斑”“異所性蒙古斑”
「赤アザ」“いちご状血管腫”“単純性血管腫(ポートワイン母斑)”
                   “正中部母斑(サモンパッチ)”“ウンナ母斑”
「茶アザ」“扁平母斑”
を取り上げます。

青アザ
・太田母斑
顔面上部(三叉神経Ⅰ、Ⅱ枝領域)の片側に見られる灰褐色~灰青色の色素斑で、生下時または生後まもなく出現します。真皮内のメラノサイトがつくるメラニン色素が原因です。 思春期頃に目立ってくるタイプもあります。自然消退することはありません。
・異所性蒙古斑
生下時より腰臀部にみられる青色斑を“蒙古斑”といい、これはほぼ100%にみられます。 真皮内のメラノサイトがつくるメラニン色素が原因です。通常、学童期頃までに自然消退します。腰臀部以外にみられる蒙古斑を“異所性蒙古斑”といいますが、こちらは色の濃いものは自然消退しにくい傾向があります。
当院での治療

いずれも、整容面からレーザー治療を行うことができます。真皮内のメラニンを破壊できるQスイッチアレックスレーザーまたはQスイッチYAGレーザーを用いますが、色の濃さにもよりますが複数回行う必要があります。
(※Qスイッチアレックスレーザーは保険が適用されます。)

赤アザ
・いちご状血管腫
生後まもなく鮮やかな紅斑が出現し、3~6ヶ月までに盛り上がった腫瘤をつくります。血管内皮細胞の増殖による腫瘍です。その後、ゆっくり退縮して学童期までに消退しますが、この際やわらかい瘢痕を残すため、盛り上がりが大きいものは整容面で問題となります。
また、口唇や目の周りにできたものは、言語や視野障害などの機能的障害につながることがあります。
・単純性血管腫(ポートワイン母斑)
生下時よりみられる盛り上がりのない紅斑で、基本的には消退することはありません。真皮内の毛細血管の拡張が原因であり、腫瘍的な性格はありません。顔面のものは、思春期以降に病巣が肥厚して、盛り上がった結節(かたまり)がぼこぼこと多発することがあります。

よく見られる類似病変で、新生児の顔面の正中部(おでこや目の上や口まわり)に小型の紅斑が出現する“正中部母斑(サーモンパッチ)”と言われるものがあります。新生児の20~30%でみられます。原因は同じく毛細血管の拡張によるものですが、こちらは一時的なものであり、2~3歳頃までにほとんどが消退します。
また、首の後ろに現れることもあり、“ウンナ母斑”と呼ばれますが、こちらは消退しにくい(約50%)傾向があります。
当院での治療

血管腫や毛細血管拡張を治療するためには、パルス色素レーザーといわれるヘモグロビンを破壊するレーザーが必要ですが、当院にはありませんので、治療が必要と判断した場合は、速やかに対応したレーザーを所有する施設に紹介いたします。特にいちご状血管腫は早めの治療が必要な場合があります。

正中部母斑や、盛り上がりのない小型のいちご状血管腫では経過観察で十分なことも多く、慎重に判断して、今後の対応を適宜アドバイスいたします。

茶アザ
・扁平母斑
生下時よりみられる、境界がはっきりした淡い褐色斑です。母斑細胞の増殖はなく、表皮基底層でのメラニン顆粒の沈着が増加したものです。自然消退はありません。
当院での治療

放置しても問題ありませんが、整容面で気になる場合はレーザー治療が可能です。QスイッチアレックスレーザーまたはQスイッチYAGレーザーを用いますが、通常の“しみ”と比べて反応が乏しいことや、改善しても再発してくるケースもあります。

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